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センシティブに意識

自殺する人の心理には、こういった周囲からの切り捨てや蔑視の心理の臆測も関係しているが、
『大多数の人ができている人並みの人生設計・人間関 係・経済状況からの脱落』

といったものを自他の比較や世間体(人並みの生き方)の心理でセンシティブに意識してしまう人ほど、社会経済的・対人状況的な極 限状況における自殺率は有意に高まるだろう。
自殺と競争社会は直接的にリンクしているというよりも、競争社会による人生・活動の単位が『個人』に分解されていきやすく、個人を超えた『夫婦・ 家族・恋人・友人』などとの交流にしても『企業・役所など経済主体への適応(収入源)』を介在したある種の条件が設定されやすいということである。
公的年金などの社会保険改革(配偶者控除・三号被保険者の廃止など)にしても『世帯単位から個人単位への移行』によって、ますます自分の人生と経 済は自分だけのものということが意識化されているが、こういった労働(キャリア)・社会保険の個人化はかつての『大家族・ムラ単位による集団労働による包 摂性と連帯感』の完全な消失を意味する。

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